しょう

機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのしょうのネタバレレビュー・内容・結末

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ガンダムシリーズは全く見たことがなかったが、熱心な友人から一緒に見に行こうと誘われ鑑賞。
誘われたのは1週間ほと前だったが、こちらも見るからには楽しみたいので、時間的に可能な予習範囲をその友人に確認。
YouTubeに上がっている無印とDESTINYの公式ダイジェスト動画とDESTINYの39-50話を紹介されたので、それらを事前に鑑賞。
プラスでWikipediaなどで用語を勉強、映画の前にもその友達に質問し、薄い知識はそれなりに入れた状態で臨んだ。
(なお、ちゃんと見たのが最後の方だけなので、一番感情移入できるキャラはミーアである。)

結果、けっこう楽しむことができた。

既存のキャラや設定だけでなく、新規のキャラや設定がそこそこあったことが、自分にとっては良い方に働いたと言える。
また、細かい背景を言うといろいろあるのかもだが、大枠のストーリーがそこまで複雑でなかったのも助かった。

まず驚いたのは戦闘シーンの迫力。予習で見たデジタルリマスター版もなかなかすごかったが、さらなる技術の進化にMX4Dで見たことも合わさり、臨場感たっぷりだった。

キャラクターで好きなのはツンデレ気味のイザーク・ジュールと、めっちゃ既存っぽいが新キャラのアルバート・ハインライン。職人感満載の男はカッコいい。
今作の感じだと、ムウ大佐もけっこう好きなのだが、過去に割といろいろやっていた彼であることと一致してからはなかなか複雑な気持ち。

今作もキラは迷いに迷っており、まあそこがキラの魅力なのかと、分かったフリをしてみる。
DESTINYの最終話で平和に向かっていく流れだと思ったら、全然そんな楽しい感じにはなっておらず、この世界だと悩むのも仕方ないことなのか、むしろ悩むのは真摯に世界と向き合おうとしている証左なのかと今は思う。
ただ、鑑賞後にパンフレットを見ると、SEEDの世界では戦争がなくならないと書いてあった。つらい。

映画を見たことで、TVアニメもちゃんと見るか、いや長いなどうしようと思えるくらいには、楽しむことができた。
SEEDの世界は、今後いったいどうなっていくのだろう。
しょう

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