しょう

沈黙の艦隊のしょうのネタバレレビュー・内容・結末

沈黙の艦隊(1995年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。実写映画化をきっかけにアニメの存在を知り鑑賞。
30年ほど前の映画なのだが、今なお解決していない問題があることを突きつけられる。

一隻の原子力潜水艦が、独立国家宣言をし、それを各国に受け入れられるかと言われれば、それはさすがにNOだろう。

しかし、実際にその隠匿性能を見せつけられ、核の恐怖がまざまざと感じられる時代や状況であれば、そんなことも言ってられないのかもしれない。

私たち視聴者は、海江田の思想に触れながら情勢を追うことができるが、情報がほとんどない状態であれば、いったい何を軸に決定を行えるのだろうか。
何を一番に考えるのか、覚悟が試されている。

思想云々は置いといて、戦闘のシーンはなかなかヒリヒリしておもしろい。
知らない用語も、動きを見ていく中で少しずつ理解できてきた。実際の最新の潜水艦ではどんなことが可能なのか、純粋に興味が湧いた。
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