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アキラとあきらのmakoのレビュー・感想・評価

アキラとあきら(2022年製作の映画)
4.0
《二人だから、戦える。》
◎80点

原作:池井戸潤、監督:三木孝浩。
原作未読。ドラマ版未見。

【あらすじ】
父親の経営する町工場が倒産し、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛<アキラ>(竹内涼真)。
大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬<あきら>(横浜流星)。
この2人が日本有数のメガバンクに同期入社した。
2人のあきらは、育ち、信念が真逆だがどちらも仕事ができ一目置かれる存在に。
だが山崎の方は信念を貫いた結果、左遷に。階堂は目を背けていた親族の争いに巻き込まれる。


フィル友さんの評価が高かったので鑑賞。
とても面白かったです♪
どんな苦境でも諦めず信念を貫く山崎と冷静沈着に物事を見極める階堂。
そんな真逆な二人が、ある事をきっかけにタッグを組み、階堂の会社の起死回生に挑む。

銀行の仕事内容は私には難しくよく分からない所もあったけど、物語は面白く引き込まれました。

階堂家の親族同士の争いがなかなか酷い。叔父二人が甥(彬の弟)をはめて会社に損失を与えるって酷いなと思った。
叔父二人(ユースケ・サンタマリア、児嶋一哉)と彬の弟(髙橋海人)、どちらも経営者の資質に欠けていた。よく会社が保ってるなと思った💦
父から受け継いだ会社の危機をどう乗り越えるのか、銀行物、お仕事ドラマとしても楽しめました。

1つ悲しいことが😢
山崎瑛が左遷された所が福山市で、劇中その支店は流刑地扱い。
おいおい、どういう事だよ!笑
流刑地とはあんまりだよ😭
広島県ということで竹原慎二さんが出演されてました。

二人のあきら、どちらも役に合っていて良かったです♪
竹内涼真さん、こういう役ハマるね。
山崎瑛の上司役・江口洋介さんも良かったです。


観客 6人
劇場鑑賞 #106
2022 #119
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