mako

ゴジラ-1.0のmakoのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.0
《戦後、日本。無(ゼロ)から負(マイナス)へ。》
◎80点
ゴジラ70周年記念作品。
公開初日、IMAX2Dで鑑賞。

監督・脚本・VFX: 山崎貴。

㊗️第96回アカデミー賞視覚効果賞受賞🏅

山崎貴監督と聞いた時には大丈夫?と思っていけど、予想が外れてよかった😁
監督、出演者、スタッフの皆様、おめでとうございます✨👏

戦後、焼け野原になった日本に突如現れたゴジラ。
残された名もなき人々に、生きて抗う術はあるのか。

面白かったけど、人物描写は薄い気がした。
でも、政府やアメリカは当てにならず民間の力でゴジラを倒そうとする姿、心意気は素晴らしいと思った。
現実の日本、政府は当てにならないどころか国民を苦しめているとしか思えない政策の数々。
だから、ゴジラに立ち向かう人々を観て格好いいなと思った。

敷島を演じた神木君、男らしい役で(外見も)新鮮に感じました。
髭が生えているのを見たのは初めてかも。髭を生やしたけど薄いから足したと言ってた😁

典子役の浜辺美波ちゃん、昭和も合う✨ 神木君とは朝ドラでも共演してたので発表された時には驚いたけど、朝ドラより本作の方が先に撮影をしていたそうです。
撮影期間
『ゴジラ-1.0』
2022年3月~6月
「らんまん」
2022年10月~

CGやVFXの技術も素晴らしかった。
海上シーンは実際の海での撮影。
街はスタジオ撮影。CGやミニチュア家屋を別撮り。それらを融合しVFX撮影されたそうです。
ゴジラの迫力も凄かった。
特に背中の突起物が、青く光りガシャンガシャンと立っていく所、口から放射熱線を出すシーンはアガった。
ゴジラでお馴染みの音楽もアガるし、映像も良かった。
人間ドラマが少し残念だったけど、それ以外は良かったので☆4にしました。


アメリカでも本作は好評で字幕で上映されたのは嬉しかった。
海外作品は吹き替えで上映される事が多いそう。
『ゴジラ』(1954年作)では、ゴジラが放射能の影響を受けていたというシーンなどアメリカに都合が悪いシーンはカットされメッセージが薄められたそうです。
HEAVENESEの動画で『ゴジラ』『ゴジラの逆襲』の脚本家・香山滋や第五福竜丸、本作の事を紹介されています。
30分くらいの動画ですが、観て頂けたらゴジラの事がよく分かるのでお時間ある方は是非観てください。
https://youtu.be/Qiu72S9mZFo?si=5xiRyLcXHkNapOxa

本編ではもっと本作の事が語られています。1:20:46から紹介されています。興味がある方はこちらこらどうぞ
https://www.youtube.com/live/hZAd2KDI9OU?si=_mZBi8ax_4jl5ULc


メモ📝ネタバレあり⚠️⚠️


終盤、典子の首の痣について。
当初痣なしを撮影したが話し合って痣ありを撮影した。採用したのは痣あり。
あの状況で生きていたのはゴジラが関係しているのではないか、と。
本作で、私は気づかなくてフィル友さんのレビューで知りました😅
モノクロ版で確認することができました😁





劇場鑑賞数 #137
2023鑑賞数 #151
mako

mako