このレビューはネタバレを含みます
池井戸潤作品は、なんとなく、半端な気持ちで見れないっていうハードルが高くて、見ようと思ってたのに今更になった。が、やはり良かった。竹内涼真も横浜流星もほんといい役者さんだな〜と思う。ふたりが主役で良かった。
ストーリーはいつもの池井戸モノだが、今回はあまり下剋上という感じはなく、二人が互いに協力し合う。ストーリーも含めてしっかり観てほしい。
以下個人的な意見。
これまでユースケサンタマリアがどうしても好きになれなかった（笑）。今回もまーたすごい嫌なヤツで、コイツ絶対許すなよ〜土下座させろよ〜とか邪な気持ちで観てたら、オチは衝撃だった。あの瞬間ふと好きになったし、やっぱり人って見えるとこだけで判断してちゃダメだなって思った。人を見るとき、自分だけじゃなく色んな人の意見も取り入れなきゃなって当たり前の事を思わされた。
そして、やはりかっこいい大人というのは絶え間ない努力によるものなのだろう。劇中ではカットされてたが当然のように二人は東大出身だったが就職してからも誰よりもコツコツと頑張る竹内涼真に、いざとなると自分で立て直すと意志の硬い横浜流星、本当にかっこよかった。あくまでフィクションとはいえ自分も習うところが多いと思った。
長くなってしまったが江口洋介も渋すぎてかっこよすぎて。。。最後に熱くなって山崎と口論するところはアツかった。稟議承認のところもスマートでほれるわ。
また明日から頑張ろう。
