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メタモルフォーゼの縁側のパピヨンのレビュー・感想・評価

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)
3.9
脚本の岡田恵和の高打率好成績は知ってますが、原作漫画は知らなかったと言うより興味なかったし、狩山俊輔監督も意識したことなかったです。唯一、芦田愛菜×宮本信子の「阪急電車 片道15分の奇跡」コンビに再会したくて観てきました。
密かにBL漫画にハマっている女子高生のうらら(芦田愛菜)と、夫に先立たれ一人暮らしの老婦人の雪(宮本信子)は、BL漫画で意気投合します。これから人生の本当の荒波に立ち向かう17歳と、そんなこんなを乗り越えてきた75歳の二人の女性が、心通わせ友情を育む羨ましいお話です。
世代間ギャップは喜怒哀楽がズレてるだろうし、物の見方の角度が違うような、真の“友情”はもしかしたら“愛情”より可能性が低いかなー?世代の違う友情はとても有益だと思うけれど。機会があったら自分も逃さずトライしてみたい。この愛すべき映画との出会いも、微かなトライのおかげです。
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