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エルム街の悪夢のdonのレビュー・感想・評価

エルム街の悪夢(1984年製作の映画)
5.0
あの有名なフレディのデビュー作という事で、期待をしてましたが裏切られなかった。そもそもが、夢の中で襲われて、夢の中で受けた負傷は現実のものとなるというのはよくよく考えると恐ろしくもあり、斬新なアイデアでもある。虫系グロは序盤辺りにややあり、(ウジとムカデ)苦手な人は目を背ける方がいい。忍び寄る恐怖もややあるが、血的なグロ表現がかなり多め。後、エクソシスト的な生理的に嫌な感じのする殺され方をするのもある。ベッドから血のあれは、やりすぎでギャグとか言う人もいるが、あれはあれでやはり気持ち悪いものを見た恐怖を背筋にヒンヤリと感じされる面白い見せ方だと思う。どちらかというと、ただ殺人鬼が次々殺していくだけより、中身の面白さを見せてくるホラーとスリリングが混ざった映画だと思う。ただ、やはりホラー色が強いので、怖いのが苦手な人には辛いかな・・と思う。最後の腑に落ちない終わり方も、もしかしたら全部夢だったのかも?とも、結局フレディからは逃れられなかった最悪の終わりとも、次の話の伏線?(笑)とも見れるが、こういう終わり方も良いかなと思った。
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