ジェイソンのあのイメージが固定された回といっても過言ではない作品と思う。ただ、自分としてはどちらかというと、ストーリーよりも序盤にワーワーパーティして、後半バタバタ人が殺されてくみたいなパターン化をそのまま定番的にやった感じがして、物語が頭に残らない。むしろこういうゴシックホラーはそういう方が良い、下手に登場人物に同情させられたら楽しめない、血がドバー死体ゴロゴロー楽しーって人には楽しめる作品だと思う。そういう意味で人が死んでるけどあと腐れない、純粋にドタバタを楽しめるという映画ではあると思う。流血やグロ度が1,2に比べると少し大人しくなったような気もする。(ただし、目ん玉にモリがグサーとかあるので、油断禁物)。しかし、遠距離で飛び道具をヒットさせるくらい、ジェイソンは実は意外と器用なんだなと気付かさせる作品でもある。(ただの力任せの馬鹿だと思ってました、御免なさい。)
