初めのイメージとしては、突然現れた謎の人形が残酷に人を殺していくという(勝手な)イメージしかなく、そういう意味で見て本当に良かったなと思った作品。同じように思ってた人も多いのではないだろうか？この動く人形が生まれたにはいきさつがあり、それが傍からみてても滑稽な話だから(そもそも人形が人を殺すとか信じる人がいる訳ない)信じてもらえないもどかしさが伝わり、又それにより無実な人が追い詰められていく緊張感がなんともハラハラさせられる話になっている。ただ、これはやはりホラー映画という視点で作られている印象が強く、それほどきつくないにしてもグロい演出はあるので、はやり見るのは注意が必要。と言っても、例えば血まみれぐちゃぐちゃ人間は気持ち悪くて見れないけど、それが人形ならまぁいいかな、と思う人なら何とかなる・・かな？(でも映像的に人も人外もぐちゃーゲロゲローって感じのがあるので心した方がいいかも？
ハラハラスリリングな展開という点で可能なら見た方が得かなという作品。(ただの人形が意味もなく無差別に大量殺人してく映画だろという思い込みを払拭する意味でも。自分だけかもしれないけど・・。)
後、そういう気はないが、主人公の少年が可愛らしいなとずっと思ってた。美人なお母さんにとても似てるが、あどけない目や仕草がやけに可愛く思え、ホラー映画なのにそっちに気がいくという不思議な経験をしました。いや、そういう気は本当に全然ないけどね。
