このレビューはネタバレを含みます
上映終了前に滑り込み鑑賞。
ハケンを取るための
新人監督と天才監督とのアニメ制作をめぐるストーリー。
お仕事映画として胸が熱くなる展開が良い。
新人監督斎藤の空回りする姿から、
徐々に本気を出すためにチーム個々に近づき、
思いを知ってもらう、相手を慮る姿から、
1つになる構成に心震える。
そして、売り出すために何でもやろうとする
プロデューサー行城の思いもしかり。
天才監督王子も新人監督作と高を括っていたが、
斎藤の作品の質を見抜き、本気になる。
プロデューサー有科も良き作品のために奔走する。
ライバル同士、本気になる姿、
確かにキレイに出来過ぎではあるが、
お仕事映画としてのプロセスとしてはありかなと感じました。
斎藤役の吉岡里帆さんも王子役の中村倫也さんも良い仕事してるし、
プロデューサー役の柄本佑さん、尾野真知子さんしかり。
劇中アニメも本気だし、本気度が伝わる作品。
沢山の方に観てほしい。アニメがテーマだからと敬遠することなかれ。
そして、コージーコーナーのエクレアが無性に食べたくなるはず。
