雨宮はな

フェルナンド・ボテロ 豊満な人生の雨宮はなのレビュー・感想・評価

3.0
この映画を観て、美術展に行くまでがセットだと思った。
技術ではなく表現の「スタイル」を知るための入門編のような作品。

子供との仲が良好なことに驚かされた。
生活のためにでも自己主張のためにでもなく絵を描き続けている、まさしく「絵描き」として生きている人だと思った。
得たものや描いたものを惜しみなく誰かのために渡す、エネルギーの流れを生きながらにして知っている人なのだと思う。

人物の情報、時代背景、美術品に関する知識がうまくまとめられており、どれもが映画の流れをじゃましていなかった。
彼の人となりのような映像だった。
雨宮はな

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