最高。その一言に尽きる。これもドルビーで観たかったなー。
1週間前に『Blue Giant』観た時に「これを超える映画音楽体験はそうそう無いだろうな」と確信していたけど、早くもそれが間違いだったと気づいた。ナトゥダンスのシーンを観た時のあの高揚感。鑑賞後1週間経つ今も「ナートゥナトゥナトゥ…」が頭の中から離れない。ていうか気付けばYouTubeでリピート再生している。
良かったシーンを一つ一つ挙げていくとキリが無いからやめておくけど、体感的に大体5分に1回くらい名シーンがある印象だった。それでいて3時間、この長さが必要だったんだと思わせる作り。冗長さを感じさせない。むしろこれでも削った方なのかも（もっと味わいたい）と思わせる作品だった。
並の映画ならこれがクライマックスだろ、と思わせる山場が何度も何度も出てくる。１つのジェットコースターだけ乗ってたつもりが遊園地全部の乗り物に乗ってたような3時間だった。
ラーマは火の化身、ビームは水の化身、おそらくそこかしこに神話のメタファーが練り込まれている。またナトゥダンスをBGMにしながら、解説や考察を読み漁るとしよう。
