Arbuth

哭声 コクソンのArbuthのレビュー・感想・評価

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
3.0
記録を見たら、見始めたのが去年の3月。丸1年かけてようやく見終わった…なかなか長いせいか、あまり気が乗らない作品だったのかも。
今こうしてレビュー書いてても、正直前半のことはあまり覚えてない。てか後半に出てきたあの白い服の女、いつから出てきたっけ…?

最後まで観たけど、ラストにあまりハマれなかった。どこかの他の人のレビューで「スッキリとした結末を求める人にはハマらない映画」とあったけど、まさにその通りだと感じた。
描かれたままの結末を真相として受け止めてもいいし、そうじゃない真相も成り立ちうる。
答えは藪の中。
なんだけどあの結末の描かれ方、、、うーん、、、好きじゃない。

一方でえも言われぬ魅力がある作品なのも事実。
1番の魅力はやはり國村隼氏の顔面力。
自慢のコワモテを武器に、これでもかと不安にさせてくる。
終始ほとんど喋らず、邦画ではなかなか出せないモンスターみを魅せてくれる。

でも彼が一番ヤバいキャラかと言うとそうでもない。主人公の警官、娘、祈祷師、神父、その他諸々、多分登場人物ほぼ全員どこかしらヤバかった。

特に主人公のジョング。よそ者ヘイト、外国人ヘイトの思い込みが強いし、すぐカッとなる。あまり仲良くなりたくないタイプ。顔は角度によってはロングコートダディの兎に似てなくもない。

主人公を好きになれなかったので評価が低めなのかも。いつか落ち着いたらもう一度観てみたいです。
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