みい太郎

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのみい太郎のネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます



アカデミー賞。
ここ数年は信頼に値する作品もあったし 
監督『スイス・アーミー・マン』の監督だし
同じアジア人であるミッシェル・ヨーさんのアクションを観てみたくなり鑑賞。

作品賞から脚本賞、監督賞、主演助演女優賞と…総なめ…

わかるよ…
お察ししますよ。
監督が言いたい事。
輪郭はぼんやりしてるのにセリフだけ
明確に愛。スピリチュアル(笑)
壮大に本当に幻覚幻聴を含めた
ファンタジーとSFと冒険とアクション。
そして多分エロも含めて笑かしたい気持ちも欲張って〜の〜
本当に壮大に大金をかけてエンタメのつもりで作ったんだと思う。
これに大金を出す心意気や
ミッシェル・ヨーさん始めカンフーアクションシーンは迫力も見応えあったし
あのおふざけシーンを積み重ねるために
細かなシーンを根気良く積み重ねてきた演者、スタッフの心意気にも敬意を払う。

だけど…
これを面白いという感性は
持ち合わせていないし(苦笑)
『スイス・アーミー・マン』の時に感じた
シュール中の人間らしさ、真実見たいな
モノは全く感じなかったしコメディ感も
出したい気持ちはわかるんだけど💦

監督は天才なんだとは思いますが…
今作で別世界の精神世界にいる方と
お見受けしましたので到底今作は
ただの映画好きの凡人のわたくしには
共感も感動も致す訳にはいかない候(笑)
余りにも笑わせたい欲で小学生でも考えないお下品シーンに思わず乾いた笑いが
何度か出てしまいましたが(苦笑)
監督の小学生みたいなしつこさや笑いの散りばめ方には今回至りませんでした
(前作の小学生的な執拗さですねさ)
面白いという意味では全くありません。

おふざけがすぎる作品は
嫌いではないのですが…詰め込み過ぎで
哲学的なメッセージも含めて
コレに大枚叩くA24さんの
今までに無いものを作り出したいという
気持ちは汲みますが
世界にはもっとお金を出したら驚く作品を作れる才能が溢れてると思いますので…(苦笑)今後も発掘をお願いしたい。

あー唯の悪口になってしまいました。
やはり欠けていたのはシュールさだと
書きながら理解しました。
星⭐️は関わった方の映画愛に。

途中で二度ほど寝落ち(数分)もしました。
評論家と言われる方に『解ってないねえぇいちみ〜』と言われても結構。
毛だらけ猫🐈灰だらけ🐈‍⬛

面白く無かったー(笑)

アカデミー賞ってなんなんだろう。
と、久しぶりに心の底から思いました。
みい太郎

みい太郎