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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのaka黄屑のレビュー・感想・評価

4.0
A24『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(22年)観了。御存知の通り作品賞/監督賞/主演女優賞と主要部門含むアカデミー賞7部門受賞、IMDb7.8/メタスコア81の高評価作。
気合を入れて『スイス・アーミー・マン』と『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』(シャイナート単独監督作)を予習して臨み〼たが、期待値高杉たのか私的大傑作には至らず。こんなB級SF(貶してはいない)がここまで評価されたのは痛快だけど、140分は長杉。
この受賞ラッシュで大手資本のスパイダーマン×3とドクター・ストレンジ×2よりも"マルティヴァース映画"代表作として認知されそう。
私的には『グリーン・デスティニー』等に出てたミシェル・ヨーと『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』(インディ・ジョーンズ私的最高傑作!)『グーニーズ』の子役だったキー・ホイ・クァン、2人アジア系俳優の受賞が胸熱で、特に授賞式でのハリスン・フォードとキー・ホイ・クァンの抱擁シーンがハイライト!
『ワンダとダイヤと優しい奴ら』とか『トゥルーライズ』のジェイミー・リー・カーティスがアカデミー賞助演女優賞受賞したのも感慨。近年では最初の『グラス・オニオン』にも出てたナ。
祖父役24年生れのジェイムズ・ホンは『ゴーストハンターズ』のヴィランでした(懐)
アカデミー賞助演女優賞にノミネイトされた娘役ステファニー・スーは『シャン・チー/テン・リングスの伝説』に出て〼た(ミシェル・ヨーも出てた)。なお当初はオークワフィナがキャスティングされてたらしく、それだと幾らなんでも独り占めになっちゃったので彼女が出演してヨかったとは云える。
ルッソ兄弟が製作に名を連ねてるのは目利きの証拠👀
クレジットを確認すると、アカデミー賞編集賞受賞したポール・ロジャースは『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』から続投。撮影のラーキン・サイプルは『スイス・アーミー・マン』でも担当。
鑑賞中は気付かなかったけど音楽にSon Luxを起用したのはナイス目利き。クレジット・ロールでDavid Byrneが参加してたのを思い出し〼た(汗)
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