プライムタイム・エミー賞作品賞と主演女優賞ノミネイト『ジェニーの記憶』(18年)観了。59年生れのドキュメンタリー監督ジェニファー・フォックスの自身の体験に基く劇映画作。13歳の少女への性虐待が主題なので とても重い。
主演のローラ・ダーン始め各出演者が相当の覚悟で演ぢたのは伝わる…
ジャケ写の"現在と過去の主人公が同ぢ画面に収まってる"シーンも実際にある(会話もする)演出。
我々世代にはデイヴイッド・リンチ映画常連の印象が兎に角強いローラ・ダーンは今や色んなジャンル(『スター・ウォーズ』や『ジュラシック・パーク/ワールド』も！)で大活躍。本作の翌年にはノア・バウムバック監督作でアカデミー賞主演女優賞受賞。
先生役のエリザベス・デビッキは(どんな役でも)デカくて映えてる。加害コーチ役のジェイスン・リッターはTVでの活躍が目立つヒトで本作以降実写映画に出ていないのが気になる…
ローラ・ダーンの婚約者役で名作多数、伝説のラッパーCommonって結構映画出てるんだよナ。
現在の母親役の名女優エレン・バースティンは公開時80代後半なのにとても元気。
果敢なテーマなのでメタスコア90(！)と玄人受けした本作はブラジル以外では劇場公開されなかったみたいで、他は映画祭参加とTV放送と配信。
ﾎﾞｸは偶々今だけ見られてるU-NEXTで観ることが出来〼た。お世話になったU-NEXT特集もこれにて終了。
