九州に住む高校生の鈴芽はある日、廃墟を探しているという謎の男､草太と出会う。彼を追いかけたその先で一つの不思議な扉を見つける...新海誠監督作品「すずめの戸締り」
新海誠監督の作品を今回初めて映画館で観ることができました！やはり映画館の大きなスクリーンで観ると音も迫力があって､さらに新海監督作品の綺麗な映像を大画面で堪能することができたので、とても良かったです。
本作は、九州から東北にかけての日本横断のロードムービーとして物語が展開されていきます。それぞれの土地で出会う人たちがみんな優しい人ばかりで、その人々との交流も観ていてとても面白かったです。また、全国の様々な場所の綺麗な風景も楽しむことができます！
前作「天気の子」や前々作「君の名は。」でも、災害という要素を取り入れて物語を描いていましたが、本作で“地震”や“震災”が物語の要素として出てきます。ここまでしっかりとこの要素を入れて映画を作った新海監督のその覚悟や伝えたいことというのが観ていてとても感じられました。
いつもの新海監督ワールドに、綺麗な映像そして、「ディザスター三部作」を締めくくるのに相応しいメッセージ性がこもっているそんな作品であると思いました。
