めちゃくちゃすばらしかった泣 ここ最近映画を観ながら考えることの多かった事柄(思い出されてしまったものたち、思い描いてしまったものたち、思い出や理想、想像や夢、そこに他者が関わっていて揺さぶられてしまう心、それらはたしかに「現実」ではないかもしれない、じゃあ今ここに確かにある感情とは一体？「現実」って何？「世界」って？人生を物語のように語っていいものか？物語は人生を描けるのか？)それら全部について真正面から思索した映画だった。濱口竜介とマチューのトーク文字起こしが公式サイトで読めて嬉しい。そこで濱口竜介が言ってたことの一部と、三宅唱がコラムでホン・サンス「あなたの顔の前に」挙げてたの、私の頭の中覗いたんか？と複雑な気持ちに。パンフも大おすすめ。この映画によって、最近の印象的だった映画たち(ホン・サンス、濱口竜介、ミア・ハンセン=ラヴら)と、こちらも最近の感心事であるグリーフケア(「悲しみとともにどう生きるか」「わたしからはじまる」等)とが完全に繋がり、私は人生が楽しくなってきています。もっかい観たい
