平山はいつからこの生活してんだろう。正社員時代が長かったりしたんだろうか。PEFECT DAYSなのは分かるが、それを実現させたもの・可能にしたものはこの映画の中では描かれていないように思えて、ちょっとずるいのではないでしょうか！例えば、この映画の平山以外の人物たちがPERFECT DAYSを送ろうと思ったとき、全員に繰り返される日常も一日一日違ってすばらしい瞬間もあるよといってしまえばそれでオッケーなのか？(あるいは、私が社会的弱者をみくびっている、ということなのかもしれない)
「たくさんの世界」があるなか「つながっていない世界」があって、ここでは平山の世界という宝物のような一つの世界の尊さが描かれる、そこから踏み出して/予期せず世界がつながっていくことの不可解さ・愛おしさ・尊さを描いたのがジャームッシュの「パターソン」、と思った
