7子

夜明けのすべての7子のレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
4.5
何もかもが煩わしく思えてそんな自分が最悪だってちゃんと分かってるからこそ消えてしまいたくなるときも、この世の全てが美しく感じられて風も景色も気持ちよくてそんなふうに思えてる自分のことも悪くないと思えるときも、どちらも同じくらいの切実さでやってくる、自分のことだけでもままならないのに誰しも他者との関わりなくしてはやっていけないのは幸か不幸か、、それでも他者に寄り添うことを諦めてしまうのはやっぱり惜しいのだと思う。勉強しながら「3回に1回くらいは止められるかも」の姿勢で、自分なりに
恋愛関係ではないとはっきり示してくれるのも本当にそうでしかなかった。シネコンでの上映作だったのでそこまで期待していなかったけど、三宅唱には安心して厚い信頼を寄せられることを今作で確信
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