あのおばあちゃん 怖かった〜
隣で「はっ！」と気付いた時には トラウマものですね。
本作は 様々なジャンルの恐ろしさが満載だった。
牛の死体から その残虐っぷりから
タダモノではない何かが待ち構えているとインプットさせて
その後に展開される 数々の痛い 気持ち悪い ハラハラの数々。
中でも 異常さが ダントツで幅を利かせていてね。
この物語 男女6人がポルノ撮影をするために
田舎の農場にやって来て 老夫婦の離れを借りる事になるのだけど
ハァハァしながらやって来る老婆の怖さ···
老体できついハァハァなのか
欲情してのハァハァなのか···？
地下室のあの男に いったいどんな事をしてたのさ！？という
恐怖の想像を観客に膨らませるという点でも 秀逸。
残虐な場面を実際目の当たりにしなくとも。
泳いでいるマキシーンを空から撮影したシーンについても然り。
最大の注目ポイント！
「愛ある行為」を
あんなにも身の毛もよだつ行為として貶めるとは···
観終わった時には
私たちに老いの怖さ(特に女性)までじわじわと植え付ける周到さは
今夏のホラー「ブラックフォン」より凌ぐ作品だった。
ラストのあの警察官
「ホラー映画でも撮っていたんだろう」って
残されたビデオを見て 仰天するのか嬉しがるのか
そのオチも なかなか良かったw
エンドロール後に この作品の前日譚がお披露目。
更に想像を膨らませるプレゼントまで用意するとは！
