TOHOシネマズ池袋にて字幕版を鑑賞。
2022年新作劇場鑑賞39作目。
客席はほぼ満席
テーマ「田舎は怖えぞ」
［全体として］
予備知識を入れずに観たが、ストレートなホラーだったと思う。
まあみんな言ってるけど『悪魔のいけにえ』っぽいテイスト満載で、他のいろんなホラー映画好きなんだろうなーという監督が作った作品だった。
お話的には、1979年ヤマ師根性丸出しの映画プロデューサーが田舎で老夫婦に撮影用の離れを借りた。
プロデュサー、監督、俳優、など男女6人でそこに向かうとキモい老夫婦に出迎えられ、ポルノ映画を順調に撮影した夜に惨劇は始まったという感じの話。
［良かったところ］
ホラー映画としてはベタベタな演出でも、殺人鬼はヨボヨボの老夫婦というのはシャマラン監督の『ヴィジット』もそうだったが、本作のババアは性欲の化物というのがすげーウケる。というか見ていて「おばあちゃんあんなに断られてかわいそう」とすら思ってしまった。
横で観ていた青年もすげー笑っていたし、いかにもホラーが好きな観客がいる会場の雰囲気も良かった。明るくなった時に結構笑い声が聞こえていたし。みんなでジェットコースターを降りるときのあの感じというか。すげードン引きしながら笑っている感じだった。
［気になったところ］
高齢化社会の風刺というか高齢、中年、若者と3世代が出てくる映画だったが世代間の分断を描いているんじゃないかという気がした。
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ホラーファンにはオススメです。
