磨

カメの甲羅はあばら骨の磨のレビュー・感想・評価

カメの甲羅はあばら骨(2022年製作の映画)
3.2
人体を通して動物たちの体の仕組みを説き明かす川崎悟司による動物図鑑をアニメ映画化。学園でさえない日々を送る高校生の葛藤と成長を描く。

「やべぇ、変な宗教映画観に来ちゃった」と焦る冒頭…。
なんか段々笑えてくるけど、その後の本編はそこは抑えつつスクールカーストを描いたゴリゴリの青春モノという、歪な正統派作品だった(笑)

おそらく開始数分でハッキリ分かれると思うけど、極端に奇妙奇天烈な世界観は観る人を完全に選びそうな作品ではある。
個人的には苦手な部類なんだけど、その良し悪しは別として、ストーリーが思ったより単調だったし、モブキャラの大半が象だったりと(特徴のないカースト中位を象にしたのかもしれないけど、あんなもん特徴の塊やん笑)もう少し作り込んでくれればなぁ‥と思ってしまった。
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