フレンチホラーの鬼才パスカルロジェの戦慄のバイオレンスホラー。
少女時代に激しい拷問を受けたリュシーによる壮絶な復讐劇が発端で、次第に明らかとなる拷問の目的…
まずこの目的にヘドが出る。
そしてリュシーが施設に保護された少女時代から親友として支えたアンナは、リュシーが復讐を果たした屋敷で信じられない光景を目にすることになる。
そこまででも、痛い痛いでお腹いっぱいなのに、更に底なし地獄で衝撃に衝撃が重なり久々にグッタリする作品を観た。まあ、カルト映画となっているのも頷ける。
そもそも人は未知の世界を探求したがる動物であるが、やり方が間違ってる。
とんでもない金持ちって自分に置かれた現在の環境への執着と暇を持て余すことにより、アホなことを考えるもんだよな。自身で勝手に悟りをひらいていただきたい。
10代のグザヴィエドランがちょい役で出演してましたのでファンは必見だし、女優2人の迫真の演技は賞賛にあたいする。
残酷かつ痛々しいゴア描写がかなり織り込まれているので苦手な方は注意が必要です。