デンマークとオランダ合作のヒューマンホラー。
サンダンス映画祭で絶賛され、ハリウッドリメイクも決まっているらしい。
クリスチャン・タフドルップ監督作品。
評価が高いわりにはイマイチだった。
まず、デンマーク人夫妻の行動がイラつくし全く共感できるところが無い。
実際のデンマーク人はこんなにお人好しじゃないと思う。
意思表示が苦手な日本人ならわからなくもないが、「Yes」「No」をハッキリ言う西洋人があんなどん臭い行動するとは思えない。
そもそも、旅行先で出会って少し親しくなったからと言って、身元もよく知らない異国人の所有する別荘に家族で泊まりに行く事自体どうかしてる。
少なくとも私なら絶対にしない(笑)
特にオランダ人の夫がとにかくヤバい。
息子には虐待するし、飲酒運転するし、下品で攻撃的だし、デリカシーのかけらも無い。
ゲストの女性がシャワーを浴びてる浴室に平然と入ってきて何事もなかったようにおしっこするし。
いわば危険信号点滅しまくりなのにデンマーク人夫妻が気が弱いのか人が良すぎるのか、ずっとおどおどして何もアクション起こさない。
さっさと帰ればいいのに何故か帰らない間抜けな夫婦。
手足を縛られて動けないとか、監禁されてるとかじゃないのに逃げない彼らはなんなんだ？まさかドM？(笑)
そんなこんなで最終的には最悪の事態に陥り幕を閉じるというなんとも滑稽なラストでした。
