乙郎さん

性の教典 欲望の手ほどきの乙郎さんのレビュー・感想・評価

性の教典 欲望の手ほどき(2021年製作の映画)
3.0
フランス・チュニジア映画。邦題(というよりも原題も「愛と欲望の物語」なのだが)と比して真面目に「童貞」を描く。シネスコ。

この、童貞青年のラブストーリーを異文化間の緊張や文学との関わりとかを絡めた手触りが独特というか、監督は女性なのだけど、タナダユキでさえちょっと茶化す感じがあったテーマを極めて真面目に描いているのが新鮮だった。新しい童貞映画のスタンダードかもしれない。
乙郎さん

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