わたP

カリガリ博士のわたPのレビュー・感想・評価

カリガリ博士(1920年製作の映画)
3.5
まず驚くのは現代でも通用するストーリーライン。男の告白から話は展開し、カリガリ博士とチェーザレの登場、犯行と謎の解明、そして現在に戻りもう一つ話をひっくり返される。
100年近く前の映画ですでに現代まで通じているプロットが出来ていたのだと気付かされた。昔なめてた。すげえぜ、昔!

そして抽象画のような背景とセットも魅力的であり、その中を役者たちが動き回る。
サイレント映画はほとんど見たことがなかったのだけれど、役者それぞれの表情に力があるように感じた。
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