ジョーダン・ピール監督脚本作品。
ロサンゼルス近郊、OJとエメラルド兄妹と父の3人で牧場を経営していた。ある日突然空から異物が降り注ぎ、その内のコインが衝突し父が亡くなってしまう。OJはこの事故の時に空に雲に覆われた飛行物体を目にし、妹エメラルドと共にその飛行物体を撮影し、動画を公開しようと思い付く・・・という物語です。
下手なことを言うとネタバレになってしまいそうで難しいのですが、何とも形容しがたい不気味さが終始あるサスペンススリラー。イントロダクションなどところどころに挿入されるチンパンジーのゴーディがTV番組で出演者を襲ったシーンは、物語に直接繋がるわけではないけれど、暗喩として不気味さを演出していてすごいなあって思いました。飛行物体の造形も素晴らしく、個人的には「インデペンデンスデイ」のUFOを初めて見た時のドキドキ感を呼び起こされました。1回見ただけでは伏線などすべて理解はできないと思いますが、これはちょっと1度見てもらいたい映画ですね。
あと、日本のアニメ「AKIRA」のオマージュのシーンとかもあって笑ったｗ
