ヒーリン

地獄の黙示録・特別完全版のヒーリンのレビュー・感想・評価

地獄の黙示録・特別完全版(2001年製作の映画)
3.9
フランシス・フォード・コッポラ監督作品。
1969年、ベトナム戦争後期。アメリカ陸軍のウィラード大尉はある特殊任務を命じられ、戦地であるベトナムへ戻る。その任務とは、カンボジア奥地のジャングルで、軍の命令を無視して自らの王国を築いているカーツ大佐を暗殺するというものだった。ウィラードは複雑な思いを抱きつつ、部下と共に河川哨戒艇に乗り込み、目的地を目指し大河を遡行する・・・という物語です。
戦争映画は数あれど、この映画で描かれる戦争は他の物とは違い、サーフィンのことしか頭にない中佐や、ジャングルの中のプレイメイトのステージ、指揮官不在で戦い続ける最前線の兵士など、狂気である戦争の様子が描かれています。カーツ王国に辿り着くまでは緊張感もありなかなか面白かったので、そこまでだったら4.0超え位の点数だったのですが、カーツ大佐と対峙してからは、長すぎて集中力が切れてしまったこともあり、いまいち内容も分からず、すっきりせず終わってしまいました。3時間超えの映画の難しさですね・・・。
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