ヒーリン

ゴジラ-1.0のヒーリンのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.8
山崎貴監督作品。
第二次世界大戦末期の1945年、特攻に向かう敷島が乗る零戦が故障のために大戸島の守備隊基地に着陸する。その夜、その基地をゴジラが現れ襲撃する。敷島は零戦に装着されている20mm砲でゴジラを撃つように言われるが、恐怖で撃つことができず、結果、基地の守備隊のほとんどが亡くなってしまう。その冬、東京に帰った敷島は、闇市で両親を亡くした典子と、彼女が託された赤ん坊の明子と出会い、3人は成り行きで一緒に暮らすこととなる。そして復興に向かって行く日本に再びゴジラが襲撃に来るという物語です。

いやこれはめちゃくちゃ面白かったです。とにかくゴジラの襲撃シーンが最高。銀座の街を破壊するシーンの迫力は凄すぎです。こういうパニック映画が大好きなので、これだけでも見る価値があると思いました。そして、後半はほぼずっと泣いてた気がします。物語自体の流れは、大方予想通りに進んで行くし、ややご都合主義なところもありましたが、それ故シンプルなのでわかりやすかったとも捉えられます。時代背景も「ALWAYS三丁目の夕日」の山崎貴監督だからこそ出せた雰囲気が素晴らしかったです。

自分はゴジラ映画はそんなに見てない、何なら記憶があるのは「シン・ゴジラ」とハリウッドのゴジラくらいなので、往年のゴジラファンが見たらどうなのかなっていうのはわかりませんが、どちらかというとジュラシックパークとかジョーズとかみたいなモンスターパニックを見ている気分になりました。

多少のマイナス面はあるけど、それを感じさせないほどの素晴らしい映画でした、見ようかどうか気になってるなら絶対に劇場でやってるうちに見た方が良いです!

あとちょっとネタバレぼやきをコメントで書きますw
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