このレビューはネタバレを含みます
『エクス·マキナ』のアレックス·ガーランド監督最新作。
夫の死を目の前で目撃してしまったハーパーは、心の傷を癒やすため、イギリスの田舎町を訪れるー
勝手に庭園のリンゴをかじるハーパー。
禁断の果実を食べてしまったアダムとイヴに神様が与えた罰とは、
アダムには"食べるためには汗を流して働かなければならない"
イヴには"子どもを産むには苦しまなければならない"
どうやら彼女はイヴではなくアダム、
子供がほしい、家にいてほしいと夫に言われて、別れたかったのだろうか。
なぜか町は同じ顔の男ばかり、
マルコビッチの穴ならぬロリー·キニアの穴につき落とされて目がロリロリ(笑)
所詮男は皆同じ?
皆あからさまな男尊女卑、
マリリンのお面は性的対象の象徴?
グリーンマンがタンポポの綿毛を吹きかける行為はまるでレイプ、
男たちが浴びせるハラスメントの隠喩??
「女性は産む機械」と言った政治家がいたんですよぅ〜
な〜にぃ〜!!やっちまったなー!!
男は黙って産みの苦しみ(笑)
監督が『進撃の巨人』に刺激を受けたという、
ラスト20分のめくるめく?出産シーンがキョーレツ!!
こんなん延々見せるなんて監督の悪趣味(笑)
腹から、口から、背中から、
同じ顔の男が繰り返し産み出されていく悪夢、
それは親から子へそのまた子へ、
男だから、女だからこうするべきと言った、
固定観念が繰り返し受け継がれいく悪習。
無限ループと思えたその成れの果てにまさかの愛!?
子供は愛の結晶と言うけれど、
駆けつけた友達が妊婦とは皮肉。
♪愛とは私たちが回すべき鍵〜
鍵をなくした彼女はもう帰れない…