このレビューはネタバレを含みます
私はもともと数学は苦手やった。
それも大昔からお母ちゃんやら、
兄弟から○○は数学がでけへんから
あかんわ〜、ずっと言われ続けた。
でもこれはあかんと今は思う。
一種の洗脳やん、自分のことやけど
〇〇は可哀相な子やったと思う。
大人になった私は絶対にそんな言い方はせえへん、絶対に自分の子供にはそんな言い方はしたらあかんと思ってきた。
自信を持たせてやるのが親としての、
ほんまの愛情やと思う。
そんなこんなで、
周りに言われるとおりに確かに数学は
幾何やら2次関数やら図形みたいなんとか折れ線グラフみたいなんとか、
因数分解やら何とか方程式やら私の頭には負えん難かしいしわけがわからんまんまに来た。そして劣等感の塊やった。
でも、
不思議と数字には、
こだわりがあってんね。
きっとほんまは数字だけは嫌いではないんやと思てる。
それはね、
携帯番号、暗証番号、銀行口座番号、部屋番号、ロッカーの番号、友人知人の誕生日（林家ペーか💦）そして、
昔の固定電話の番号、全部憶えてる。
ほんまはちゃんと勉強したら落ちこぼれまでにはいかんかったようにも思う。
本作とは直接関係のないレビューやし
エピソードトークに終始してしまったことをお詫び致します🙏
本当にごめんなさい🙏
遅ればせながら少しだけ、
この天才数学者ハクソン、そして
数学が苦手なジウ…、
この二人が差し向かえで、
決して豪勢ではないねんけど、
ハクソンの手作りのつましい鍋みたいなんを食べるシーンがあった。
真の父子に見えた。
このシーンには泣けた。
そしてラストシーンには
数学がでけへんかったおちこぼれの
私の中にも至福感を授けてくれた。
昔の苦手な数学教師への想いを
キレイに払拭さしてくれた。
追記
円周率の数字から音符を読み取り、
ピアノの連弾を聴かせてくれる。
それは決して気高く畏れ多いもの、
ではなく、
寧ろとても優しく柔らかく、
隣で乳飲み子が眠っていたとしても、
そのまんま安心してすやすやと眠っている…、
そんな穏やかな親しみの旋律やった。
でもその円周率がなんで音楽になるんか
やっぱりいまだにmarucoには、
成り立ちがわかれへんままです😨😅
数字は厳しい、だけど、
優しいとこあるし便利やし、
ちゃんとしててシャレてる
マタアワセテクダサイ💐
