見た時に作品ページがまだ出来ていなかったのですが、このドキュメンタリー同じ夫婦を描いた『愛すべき夫妻の秘密』より私には見応えがあり、情報量が多くて良かったです。
夫婦のすれ違いの時間を少なくしたいと願って始めたテレビショーが一大事業に発展し、シット・コムの基礎を作ることになったこと。ルーシーとデジの二人の夫婦としての生き方がアメリカの民主主義の良い面を体現する最良のメディアとなったこと。激務によるすれ違いと離婚など。
子供の頃漠然といいなと思っていたアメリカは、アメリカの国そのものではなく、民間人が懸命に作り上げた仕事の結果であることなどなど、学ぶところの多いドキュメンタリーでした。
ルーシーとデジを描いた二つの作品と同時にAmazonではルシル・ボールの過去の作品もいくつか配信されています。マルクス兄弟と共演する喜劇や典型的なミュージカル映画、テレビ番組『ルーシー・ショー』などなど。
こちらも追々見ていきたいと思っています。