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天使の涙 4Kレストア版のぉゅのレビュー・感想・評価

天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)
3.7
2023年 鑑賞 23-154-25
BS松竹東急 銀座よる8シネマ にて
「欲望の翼」「恋する惑星」等のウォン・カーウァイ監督・脚本による、もともとは「恋する惑星」の一部として考えられたストーリーであったが、独立した作品として製作された。九龍の觀塘や尖沙咀などを舞台に、仕事上のパートナーだが顔も知らないエージェント(ミッシェル・リーさん)に惚れられた、そろそろ足を洗いたい殺し屋(レオン・ライさん)。彼に恋をしたオレンジ色の髪の女(カレン・モクさん)が現れる。一方、失恋した女性(チャーリー・ヤンさん)は、前の恋を忘れるまで口のきけない男性モウ(金城武さん)と付き合う複雑な男女を描いた作品。

ー wkw作品4作一気観 第2弾 墮落天使 ー
OPとタイトルの出し方好き!前作同様ウォン監督の世界観の映像や音楽たちを観ることが出来る!

殺し屋の二丁拳銃と薬莢の音、G(自●)?、パケージはあのシーンか、閉店後に商売のモウ(← 前作と同役?期限切れのパイン缶出て来るし)、アイスと蝋燭、アイス食べながらタバコを吸う 私には無理だな、オレンジパーマの女性登場 そのシーンも雨、「派手な髪でしょ? 記憶に残るように」「忘れられない」、「前にあたしを口説いた」「本当か?」、「今あたしが好きなら それで満足」「俺はただ相手が欲しかっただけだ 今夜限りの」、殺し屋の心に空いた穴の大きさを感じた、「肩を貸して」のシーン 好き、バイク2人乗りで彼女を送る、居酒屋の店主斎藤(斎藤徹さん)の元で働き始めたモウとおでんうまそう!、家電叩いて直すのは万国共通?、誕生日のうた独特と亡くなった父の映像、縦横無尽なレトロな映像と砂嵐、地下道ですれ違うオレンジパーマとエージェントと同じ香水の匂い、外は雨と「ずっと雨なら... 」、「ウソつき 死ねばいいわ」、エージェントとの仕事を辞めるという決意の殺し屋と殺し屋の最後の仕事、殺し屋の情と殺し屋の最初で最後のミス... 、殺し屋の走馬灯とナレーションが... 、モウと亡くなった父への思いと父の映像、シャッターと叫び声、モウとCA姿のあの女性、初恋と記憶とあの女性はモウを覚えていない、エージェントと美味しくなさそうな麺すすりと後ろの大きな音にも気づいてない、初恋を失った同士のモウとエージェントが出会い... 2人乗りのバイクと人の暖かさ

ラストのバイクシーン始め、雨のシーンやオレンジパーマと殺し屋のシーンなどエモい!殺し屋もモウも以前取った行動が後半では響く展開マジ最高だった!ただ「人は皆パートナーがいる」的な殺し屋の見解に物申したい!私にはパートナーはいないがなんとか生きてるし、(現在は)必要とは思っていない まあ人の暖かさがいいなぁと思う時が映画観ていると思うことはある。今後考えが変わるかも... その時はまたこの作品を観よう

「組んで155週間 初めて一緒に座った 普段は会わない 相手に情が移るから 感情抜きが最良だ」

「失恋はつらそうけど 僕は平気だった その日を境に僕の金髪が消えた 初恋のように 今までの僕は無責任だったと思う 無断で人の店を開けてはいけないんだ 店は感情を持ってる この発見はショックだ 僕は考えを改めた」

「アザのある女を見たら それは多分あたしよ 覚えててくれる?」「忘れない」

「人とこんなにも近くすぐ着いて降りるのは分かっていたけど この暖かさは永遠だった」
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