主人公の男の子は60年生まれ。5人兄弟の末っ子でパパはNASA勤め、ママは専業主婦。アポロ11号の月面着陸の前に、彼は子供の身でありながら偉業を達成していた……かもしれない。
実写をトレースしてアニメにする手法がまた、リアルなようなファンタジーのような感じによく合ってる。
かつて子供だったあのころ。幸せだった、ちょっとばかだったあのころ。成長を疑わなかったあのころが、懐かしい。
子供の頃はよくわからなかったけど、あれは幸せだったのだ。
兄弟でボードゲームをやったり、テレビのチャンネル権争いしたり、いたずら電話をかけて遊んでいたり、誰かしら骨折していたり、サザエさん症候群みたいなものがあったりと、アメリカも日本と同じようなムードだったんだなぁ（というか、日本がアメリカに影響されていたものが多いけど）。
