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ロ・ギワンのmendeのレビュー・感想・評価

ロ・ギワン(2024年製作の映画)
1.5
<ご都合主義>
中国に脱北した母と息子。息子、ロ・ギワンだけがさらにベルギーに出国し、そこでなけなしの金を盗まれてしまう。
盗んだのは偶然にも韓国系現地人の若い女、マリ。
都合がいいことに言葉が通じるし、恋愛相手にもなる。
さらに偶然にもマリは悪い組織とつながっていて、偶然にも元射撃選手だったために賭博にも関与。そんな悪い娘のわりに偶然にも父親は現地で顔がききロ・ギワンに仕事を斡旋してくれる。
話を盛るための設定が稚拙。
特にマリという、主人公の恋愛相手にもなる存在が都合が良すぎる。
マリはいい年してグレているのだが、その理由にも説得力がない。
脱北者というシリアスな現実をエンタメの設定のひとつとしか考えてないんじゃないかとすら思える。
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