GreenT

長ぐつをはいたネコと9つの命のGreenTのレビュー・感想・評価

3.0
最後ちょっとホロっと来た!

プスは今や伝説のヒーローとなり、セレブとしてショーをして稼いでいた。しかしプスの派手なパフォーマンスがデル・マーの巨人を起こしてしまい、プスは死ぬ。プスは猫の “Nine Lives” のうち8つを使ってしまい、次に死んだらお終いと医者(兼床屋)に告げられる。

オープニングのパーティのシーンで、「のっけからこんなに笑わせてくれる!」ってめっちゃ盛り上がりました!プスがラティーノってのがすごいハマってるし、音楽もいいんだよね。

しかし、巨人との戦いのシーンは、日本のアニメみたいになってて、ちょっとがっかり。シュレック・シリーズはあの独特のアニメ感が好きだったのに。

したら iMDb に書いてあった。今回はシュレック・シリーズの独特なアニメを卒業して、『Spider-Man: Into the Spider-Verse (2018)』や『The Bad Guys (2022)』などのスタイルを取り入れたとのこと。私は『ナルト』とか『ドラゴンボール』みたいって思った。

お話は、最後の人生になったプスが死神に追いかけられ、死を怖がって引退する。Cat Lady の家で飼い猫としてズブズブの人生を送っていたが、願い星があることを知り、もう一回 “Nine Lives” を与えて欲しいと頼みに行くアドベンチャー。

プスに対抗するのがゴルディロックスと3匹のベアなんだけど、ママ・ベアがオリビア・コールマンだってすぐわかった!ゴルディロックスは、勝手にジェシー・バックリーだと思ってたので、フローレンス・ピューと知ったときにはビックリした。あと、ビッグ・ジャック・ホーナーの声がジョン・ムレイニーと知ってそれもビックリ。この人の2023年のスタンダップがめちゃくちゃ面白かったから。

ドリームワークスってディズニーに買収されてないみたいね。レインボーの旗とか出てこないし。最近の親御さんは子供向け映画がLGBTQに侵されていて、見せるものがなくて困っているだろうな〜と思いながら観てた。

私が親だったら、シュレック・シリーズは安心して子供に見せられるし、大人も一緒に観ててつまらなくないからいいなって思った。

時々爆笑しちゃうし。このシリーズのギャグはセンスが良い。

でも、つまらなくなったとは思うけど。シュレック1と2が一番面白いよな。最後プスは船を盗んで古い友達に逢いに行く・・・そこはFar Far Away・・・ってサインが出てきたときにちょっとウルっと来た(笑)。
GreenT

GreenT