ゾンビ映画の金字塔を4Kリマスター版で。
初見。
1週間前に見た『哭悲』の真っ赤に染まった映像と比べれば、こっちのゾンビたちはモノクロで動きも遅く、なんとマイルドなことか。
それでもバリケードの隙間から手が伸びてきたり、わなわな群がってきたりするのはゾクゾクした。
TVやラジオのながーい状況説明は現代ではあまり見られない演出。ゾンビ映画というより、籠城した家でのサバイバル人間ドラマとして面白かった。(心神喪失したバーバラが意味不明なことを言い出す方が怖かった。)
黒人青年の立場が日常生活と逆転しているのと彼の最後は社会的風刺かなと思ったけど、黒人をキャスティングしたのはオーディションでただ受かっただけとか何とか。
映画の中で「ゾンビ」と一言も出てなかったのが意外だった。(グールとは言ってたかな?)いつからゾンビと呼び出したのか気になるところ。