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哭悲/The Sadnessのinazumaのレビュー・感想・評価

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)
3.5
感染したら、全員ドS!
また嫌な映画と出会ってしまった…

こういうパンデミック・パニックホラー(?)は最近だとやっぱり『アイ・アム・ア・ヒーロー』が思い浮かびますが、哭悲はそれよりは3倍は怖かったし、しっかり嫌な気持ちにさせられた。日常が徐々に惨劇へと転換していく模様もちゃんと怖くて掴みはバッチリでドキドキワクワクだったのですが…現れた感染者の変わり様と残虐な手癖に即ドン引き。。
瞳孔が異様に小さいゾキュンも怖かったですが、瞳孔が巨大かつ真っ赤っかな本作の感染者の方が獣感がみなぎっててより怖い😱

ちゃんと怖くてテンポも良いのですが、全然楽しくない!笑
生理的なキツさしか残らなかった!
暴力描写もすべてどこかで見たことあるようなものばかりですが、"嫌さ"でいうと本作のが全部群を抜いてました!
感染し残虐性が解放されたとき罪悪感で涙を流すところが今思い返すと本当にキツい。。自我を持ち続けているところがまさに"生き地獄"…

ロブ・ジャバス。怪獣みたいな名前の鬼畜監督ですが、演出も鬼畜。一番嫌だったのは途中でコメディ担当みたいなキャラクターが何人か出てくるものの、壮絶にも程がある痛ーい目に遭わされるところ。安息などとは無縁の鬼畜映画。

よくできてましたが、二度と観たくねーし、思い出したくもない!
『アイ・アム・ア・ヒーロー』が観たい!笑
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