ポーランド映画。
EOはサーカスで働くロバ🫏。
しかし動物愛護団体の非難を受け、動物たちは全て行政の手によって売られていく。
放浪に放浪を重ねていく中で、EOの瞳を通した世界が描かれる。
色んな動物も出てくるけれど、動物たちの表情が強烈に引き攣ってる。
呑気なのは人間だけ。
でも、やっぱりこの人だけは違いました!イザベル・ユペール大先生。先生は7分くらいのご登場ですが、仕草全てが怖いw。このシーンはロバとは関係ない気もしましたが、明らかに場面としてしっかりと立っている。
色んな方向からぐるぐる回るカメラワークや、いきなり真っ赤に変わる画面。不吉で不安な挿入が時折され、ロバの黒い瞳はずっと憂いがある。
イイタイコトはいまいちわからないけど、なかなかな濃ゆい放浪記ではあった。