このレビューはネタバレを含みます
この2人の関係性、拗れていく様子、なんか分かるの...こういうの子どもの頃あった
狭い世界で2人だけの世界があってずっと仲良く遊んで過ごしてきたけど、中学校(だよね)という今までよりも少し広くなった世界と新たな人間関係により今まで通りの関係が保てなくなるやつ わかる...
付き合ってるの？と聞かれたり揶揄われたりすることでレミーとの距離を離そうとするレオ、そこには男らしくという有害な男性性みたいなものに同調しなければならないと思う気持ちもあっただろうし(そもそも様々な関係性がある中で単純に世間が同性愛だなどとみてしまう世界もある
そしてアイスホッケーを始めたり男子の集団行動で誰か1人をターゲットにして揶揄ってみたり。あとはもちろん単純に新たな人間関係も構築したい気持ちもあったのかもしれない
2人の今までと変わらない関係、世界を壊したくないレミーと、周りが気になったりレミーよりも社交的さをもつレオ、ぶつかって突き放して気づいた時にはいなくなってた
とても切ない、子どもの心は繊細
レミーがいなくなってからのレオの心情が切なくて苦しくて、自分を責めて無茶して怪我をしたり涙したり
ギプスが取れて怪我が治ったあとレミーの母親に再び会いに行き自分のせいだと伝えたの、苦しいなぁ
子どもに過酷すぎる
そして演技がうますぎて、表情ひとつで語るし泣かせる すごい
