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あちらにいる鬼のchelseaのネタバレレビュー・内容・結末

あちらにいる鬼(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

家を契約した後に白木夫妻が並んで歩くシーンで、篤郎が内側、奥さんが車道側になってたのがこの夫婦の関係性をよく表してるなと思った。
クズ男、ダメ男もいろんなタイプがあると思うけど、白木は何か責められそうな危険を察知するとすぐ相手の女性がこんな風に言うから、などと女性のせいにして言い訳するタイプのクズ男なのでまったくもってカッコ良さというものがない。魂年齢8歳くらいじゃない。
すべて俺が悪いんだ、というタイプのクズ男のほうがまだいい。
倫理観や道徳性を超越した性愛描写と文学性を感じながら観られるものと思っていただけに、キャラの作りやセリフに感じるものはあまりなかった。寂聴さんは大好きなのだけど。

たぶんみはるとも、他の女性と歩いても、自分は歩道側にいる男、それが白木。
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