Shoko

ポゼッサーのShokoのレビュー・感想・評価

ポゼッサー(2020年製作の映画)
3.3
〖ポゼッサー〗(映画/カナダ・イギリス/2020)



『殺人を請け負う企業に勤めるタシャは、特殊なデバイスを用いてターゲットとなる者の近しい人間の意識に入り込み、ホストとなるその人物の人格の所有者(ポゼッサー)となって殺人を遂行する。無事にターゲットを仕留めた後は、ホストを自殺に追い込み、意識から離脱する。請け負う殺人はすべて速やかに完遂してきたタシャだったが、ある男の意識を乗っ取ったことをきっかけに、タシャのなかの何かが狂い始める』

昨日観たインフィニティプールと同じブランドンクローネンバーグの作品。てかデヴィッドクローネンバーグの息子なのか、わかりすぎる。親子でこんなにも性癖似通うものかね。
今日も風邪薬飲んでて、ベッドで映画観ながら眠くなったら寝る…というのを繰り返してたら103分の映画観終わるのに5時間ぐらいかかってる。
そしてこれもまた画面がぐるぐるぼやぼやするシーンがあり幻覚みたいだった。

そんな感じで観たので結構見落としてたり意味わからんまま先に進んでしまったけど、このあらすじの1行目から「え、なんて?」って感じで割と強引だった。とっかかりなんてどうでもいいのか、入り込んだもん勝ちなんかな。普通に暗殺するんじゃだめなんかな、とか思ったらだめなんだろうな。
とにかくタシャは依頼を受けてコリンの体に入って恋人とその父親を殺そうとするんだけどなんか失敗して、しかも脱出も上手くできなくてターシャとコリンがひとつの体にいるみたいになって、コリンがターシャの家族を殺してなんかもうひっちゃかめっちゃ血だらけで終わった。
あの息子にも誰かが入ってたんだよね?
あと任務終わらせるのに自分が入ってる体を自殺させるってのがいちばん厳しそう。全然痛くないとかならまだ大丈夫そうだけど、多分イッテーーーーーってなって死んだら戻るみたいな感じだよね。ささくれ剥くのとかでも痛くて嫌なのに、仕事でそんな痛い目に遭うのかなりやだなあ。
これは映画館で集中して観たらもうちょい理解できて楽しかったかも。
後半がふわっと観てたのでけっこう置いていかれてる気がする。
まあまあでもこの監督のことはだいたいわかったような気になってるので、次も楽しみにしてるよ。

(65/おうち映画42)
Shoko

Shoko