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クリーン、シェーブンのShokoのレビュー・感想・評価

クリーン、シェーブン(1993年製作の映画)
3.3
〖クリーン、シェーブン〗(映画/アメリカ/1993)



『頭の中には受信器が、指には発信器が埋め込まれていると信じているピーター。正体不明の声やノイズが聞こえ、精神は錯乱していた。施設を出た彼は、里子に出された娘を捜すために帰郷するが、図らずも連続幼児殺人犯として追われることになってしまい…』

先週から風邪だなんだって騒いでたらコ……だったんだけど、熱出るのが遅くて今日やっとわかった。なるほどね、どおりで…と思うことが今思えば割とあるかも。で、そういうわけわからん調子のときにわけわからん映画を観ると楽しいのでこれを観た。ただやっぱりわけわからん調子のせいで20分観るごとに2時間ぐらい寝てたので78分の映画観るのに10時間ぐらいかかった。よく完走できたね。

思ったより相当しんどかった。
ピーターは統合失調症で、頭に埋め込まれてる(と信じてる)受信機のせいでずっとラジオみたいにいろんな声が聞こえてきてたまに受信機を取り出そうとしてる。ついでに指の発信機も取り出そうとして爪剥がしたりしてる。いたーい。
実家に帰っても母親は自分に理解がないし、娘を探しに行ったら(なんかこの辺あんま観てなかったのかもしれないけど、娘は統失になる前にいたってこと?)娘は素直に父親って信じてくれてふたりで過ごせたんだけど、折しもそのとき別の幼女殺人事件みたいなのがありピーターが犯人だと決めつけられて警察に撃たれて死んだ…そんなあ。犯人じゃないのに!
ラストに娘が無線機でパパって呼びかけるのが切なかったね。
娘が絶妙にあんまり可愛くないのもリアルだし、ピーターも、私の身近には統失の人いないけどこういう人地下鉄におりそう〜って思った。
演技力がすごいよ。

(66/おうち映画43)
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