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カタオモイのShokoのレビュー・感想・評価

カタオモイ(2023年製作の映画)
3.3
〖カタオモイ〗(映画/日本/2022)



『43歳の杉下可南子は夫の浮気が原因で家出し、東京下町の大衆食堂で働き始めた。履歴書に書いた33歳という嘘はすぐにバレるが、店主・芳雄とその娘・泰葉は可南子の明るい性格が気に入り、快く受け入れる。そんなある日、可南子は酔って寝転ぶ男性を介抱し…』

平井亜門くんの出る映画が毎度毎度時間が短いことに今日も感謝してる。
2時間ある映画を観る集中力はなく、ドラマに手をつける気力もない。でもなんか観なければという謎義務感。
これはU-NEXTで課金だなと思ってたらHuluで見放題だった。
平井亜門くんは主人公の息子役。

見どころとかを全然ちゃんと読んでなかったぽくて、あらすじだけ見てちょいどろどろの不倫恋愛ものかなって思ったらめっちゃからっとしたラブコメディだった。
U-NEXTのところに『「もしかしたら私にもこんな人生があるかもしれない」と思わせるラブストーリー』と書いてあるけど、これは…なくてもいいかも…いやどんな恋愛でもあってほしいけど、そこは一生貪欲。
なんか『合鍵を使って家に出入り』とか書いてあったから、それどこで読んだんだ?Huluの方のあらすじか。そう、そっちには上のあらすじの続きがあって、酔って介抱した男を家まで連れて行ったら、その男が失恋したてで彼女と間違えてキスしたら女が恋愛スイッチ入って、たまたま持ってた合鍵で男の部屋に忍び込むようになるっていうようなことが書いてあったの。だからすごいストーキングとかどろどろの愛欲劇とか想像するじゃん。
なのに可南子はLINEで元カノになりすまして男を元気付けたり料理を家に置いて行って食べさせたりとかで、でもその2人は街で偶然何度も会って普通に仲良くなってて、結局途中で男がLINEの相手は違うって気付いて可南子のこと好きになって、でも可南子は結局旦那と離婚せずに家に帰ろうとしてたんだけど、結局家帰る前に一回だけってセックスして、それで家帰って旦那と仲直りして終わった…そんななにもかも虫のいい話あるかね。
多分これは私が勝手に想像した話との乖離が大きいせいでうまく飲み込めてないけど、映画としてはテンポもいいしカラッとコミカルなのも見やすくてすごくいいんだと思う。カラッとしてるわりにはエッチシーンは濃厚。
平井亜門くんは息子だから両親の仲を取り持つためにちょくちょく登場して、大学生役だったけどなんかもう相変わらず顔面ピュアでかわいかった。どっかでアンチエイジング好きみたいなこと言ってたような気がするけどものすごい説得力ある、私もナッツ食べます。
可南子のバイト先に来た時にそこの娘と恋とかあるかなと思ったけどこの尺の短さではそれはなかった。
ところで平井亜門くんが映画で白いスニーカー履いてる率めっちゃ高くない?ずっと思ってたけど観る映画いつも白いスニーカー履いてる気がする。ついでにこないだの舞台挨拶も白いスニーカーだったし、白いスニーカーが好きってこと?じゃあ私も履きます。ちょろすぎ。

(68/おうち映画45)
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