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K.G.F:CHAPTER 1のBaadのレビュー・感想・評価

K.G.F:CHAPTER 1(2018年製作の映画)
3.4
前後編同時公開なので今週見なければ劇場で見ることはできなくなるんじゃないかと思い、勢いで見てきました。

でもこれ、あんまり上手じゃなさそうな撮影以外特にかわったところないじゃないですか。既視感もりもりで前世紀末のヒンディー語映画のバイオレンスものをゆるくしたの見ている感じでした。

あと、語りがいちいち入るのが慣れるまでうるさくて最初の三分の一ぐらいは、「映画なんだからいちいち言葉で説明しなくてもいいのに」とイライラして見てました。

この内容で二時間半はないな、と物足りなさを感じたので、見る予定になかったChapter2も見ちゃいました。

これだけだとなんでヒットしたかイマイチわかならないかな?

インドのギャング映画とかバイオレンス見慣れている人は気にせず2から見ても大丈夫と思いますよ〜。
パンフレットにも解説あることだし。

1で一番面白かったのは女神の祭りのシーンかな。
「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」のカーリー女神の神殿とよく似ていたけれど、こっちの方がすっきりよくできてましたし、本家本元だけあってexploitation感がなかったのも良かった。

感触としても、あれよりはちょっとだけ面白かったという感じ。でもアクションのキレはさほどありませんが、それが見やすさにつながっていて疲れない感じでした。

ヤッシュさん、最初はもっさいなと思って見てましたが、慣れると愛嬌があってなかなかいい味出していました。
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