たき

わたしの幸せな結婚のたきのレビュー・感想・評価

わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)
3.5
旧Twitterとかことあるごとにサブリミナル的に広告打ってたブツですな。
確かに気になってた。サブリミナルにやられたわけではないとは思うのですが。

最近情緒不安定なとこもあって、冒頭から盛大に泣かされてしまいました。いつもか。

自己肯定感壊滅的な主人公。
それは家族と血筋、ひいてはこの世界を牛耳るシステムがあるがゆえの窮地。
対してそんな自分をぶきっちょな愛でもって全肯定してくれる待望の相方。
相方の愛が、主人公の心を救済し、ひいては世界をも救うことになる。

悪く言えばセカイ系の教科書みたいなおはなしですが、まあなんせ厨二病垂涎の設定と展開てんこもりなので俺に刺さらないわけもないわけで。
自分の居場所を見つけたはいいものの、そうすることで他の人の居場所を奪うことになる椅子取りゲームに突入してくとこも、やっぱりそれもしっかりと愛で乗り切るとこなんかも、優秀な王道展開で大好物なのでした。

なんだかんだ、揶揄されることも多い分野ですが、この世の真実の一面を妙に言い当ててるとこは確かにあると思うのですよね。セカイ系。

今田美桜はなんだか最初は違和感だったのですが、さすがですな。えっちらおっちら嫁ぐとこあたりからもうしっかりと美世でした。あ。原作は未読です。←おま、
名前は「みお」じゃなくて「みよ」なのかなもしかして。
たき

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