ひとはひとりでは生きていけないから、家族をつくり、コミュニティを形成し、国家に属するわけですよね。
なのにひとりじゃないという安心感を得るやいなや私利私欲に走ってしまう、つくづく不完全な群体なのですよね。
自分なんかどうでもいい。他人のために粉骨砕身するべきだ、という政治家に対するどこか狂気じみた理想論を語るつもりはないのです。
ひとは、自分のために生きていい。
けどそこには、決して自分だけが存在してはいけないのですな。政治家に限ったおはなしではもちろんないですが。
尾野真千子がこんなチョイ役で出てくるわけがないという、サスペンスあるあるのミスキャスト。
エライザがとにかくエロイザなんよ。
くたびれた子持ちの若妻とか。また違うベクトルのエロイザではありましたが。