晴海通り

ミセス・ハリス、パリへ行くの晴海通りのレビュー・感想・評価

3.6
主演女優が宮本信子さんに似てるもんで、すぐさま脳内で舞台が日本に置き換わり『東京で家政婦してたら思わぬ大金が入り、京都の老舗呉服屋さんに駆け込んだらイケズされて、なんか元貴族に見染められたけどしっかり自立して生きていきます〜ついでに呉服屋さんの経営も立て直しちゃいました⭐︎〜』という筋書きが出来上がりました(笑)でも日本だったら元貴族とくっつけちゃうかもね。

オートクチュールの世界については『ファントム・スレッド』で描かれたところでもあります。結局納品までお金を払ってくれないのにやり直しばかりさせる貴族様だけが相手では、商売が成り立たない。まぁとはいえ最近油取り紙とかまで売ってるのはどうなんだと思ってしまうんですが。

ファッションは世に連れ人に連れ。ってこの女優さん、『ファントム・スレッド』のお姉さんか(笑)イザベル・ユペールは流石の映画格上げ女優です。あと相変わらずちょっと意地悪役で『高慢と偏見』のアンナ・チャンセラーさんが出てます(笑)
晴海通り

晴海通り