中年男性の写真を撮ってはコレクションするのが趣味のさわ子は、これまで付き合ってきた男性も年上ばかり。
それなのに、なぜか父親とはうまく話せず、ぎくしゃくとした関係が続いていた。そんな彼女が、同年代の同僚・森との距離が縮まっていくにつれて、次第に心境に変化が訪れる。
日活ロマンポルノ50周年を記念し、気鋭の監督3人がそれぞれ作品を手がけるプロジェクト「ROMAN PORNO NOW」で製作された3作品のうちの第1弾。
ジャケットの売り文句てきに主人公と金子大地の純愛系かと思いきやセフレかよ。
タイトルにもなっている「手」にフォーカスされた映画だけども、行為中の手だったりおじさんの手だったり、なんか事あるごとに「手」を映されてもタイトルを意識しすぎてだし、むりやり「手」にこじつけようとしている感が否めない。
お父さんと上手くいかないことでおじさんに執着するようになって、でも今までおじさんとしか付き合ってこなかったさわ子が初めて同僚と体に関係を持ったことで次第にお父さんとの関係も修復できるようになっていく。というストーリー。
結局変わるときも自分次第ということ。
でもお父さんが妹にだけ優しいのはうちも同じなので、どこの家庭も長女にはああいう当たりなんだとどこもそういうもんなんだと知れた。
映画のストーリーというか、いきなりさわ子の日々を見せられている感覚でした。
いきなりおじさんを見せられて→さわ子が仕事して→同僚がさわ子を誘いたそうで→同僚言い出せずさわ子から誘って→セフレになり→別れを切り出され→お父さんと良い感じ。みたいな。
いきなり始まって気付いたら終わったみたいな。映画を見ている感覚ではなかった。